必然か偶然。

こんにちはヌマダです。

今から約5年前、私は興味本位で当たると評判の占い師に自分の将来を訊いたことがあり、

「ヌマダさん、あなたは、三十代で介護士になっているでしょう。そして、それがあなたの天職です」

と言われ、なんて、あてにならない占い師だと正直思った。

当時の自分は介護職どころか、介護そのものと無縁の生活を送っていた。

それが数年後、父親が病床に伏し、介護が必要となる。しかし、無知な私にまともな世話もできず、介護サービスに頼るしかなかった。

やがて、糖尿病による人工透析、脳梗塞、右半身麻痺……在宅で看るのに限界を感じて家族で話し合った結果、父親は施設へ入所することになった。

その頃から、介護についてよく考えてしまう。

私に何が足りない?他の人はどうなんだろう?仕事を通して経験を積めば介護に対する姿勢が変わるかしら。

とにかく、このままではいけない。

父親が万が一、家に帰ってきてもいいように、

今のうちに、動かなくちゃ。

気づいたら私は「介護職員初任者研修」の資格取得を目指していた。

仕事をしながらの講習は週1回の講習を約半年ほどかけて、つい先日、

「5月21日から来てください」

就職先からの内定と、

「介護職員初任者研修修了証明書」

の送付がほぼ同時にやってきた。

あの時占いで告げられた介護士ルートをリアルに歩み始めている。

心のどこかでたぐり寄せた必然か、それとも、ただの偶然か。

とりあえず、明日から、いってきます。